| 渋谷に繰り出すことにしたは良いが、時間が分からない…。 いつも行き当たりばったり人生(汗)というのも…とにかく朝何時に起きなきゃいけないと思うのが嫌なのだ。 朝は好きなだけ寝ていたい。 唯一の贅沢…、わがまま気ままな朝寝だ。 人一倍働いているなら、人一倍優雅な朝寝だけは譲れない。 ゆっくり起きたら、ゆっくり次の事を考えたい。 となると、いつも昼になってしまう…。そして3時の貴女で走り回って、結局自由時間は三時間(泣)…。 しかし、今日は一日あるわけだし、更に優雅な一日なのだ…。 そうだ!ある公爵婦人の生涯を見よう〜これは故ダイアナ妃の運命とあまりに酷似している祖先デブォンシャー侯爵婦人の生涯を映画化したものだ。 18世紀の映画は、コスチュームも音楽も背景も大好きな世界に浸れるから、手っ取り早く日常から離れられる。 映画まであと一時間〜一人はつまらない。 こんな時、誰か突然来てくれる殊勝な人はいないぞ。と思いつつ、試しに友人にメールする。 駄目元だ〜!友人が電話の向こうで〜慌ててるが呆れながら…もう突然なんだからあ〜と取り敢えず飛んで来てくれる事になり、孤独は避けられる事に…。 初夏を思わせる渋谷を全速力で駆け付けて来てくれ、間一髪で映画に間に合う〜。 お〜持つべき者は、友達〜! 旅は、道連れ世は情け〜、やっぱり楽しい事は共有が一番である。 てなわけで、大汗かいてハアハア言ってる友人尻目に映画満喫…。 この映画の内容は?所詮男は身勝手〜、女の敵…、しかも18世紀…政略結 婚の犠牲…。 食うに困らない代わりに、貴族の女性の不幸は言い知れないが、現代にも共通項多々ありだから、美しい衣装、時代背景がなければ救い様ない、辛く悲しい内容だ(泣) 男運無く自分は何と不幸か…と嘆いている方、必見? しかし、結婚夢見る若い方にはお勧め出来ません。 ちと毒がキツい(汗) 映画が終わったら3時…、昼抜きの友人のお腹も、ワタシめの胃も二重唱…。 いざ、原宿餃子に行こう〜と渋谷を走り抜けた友人をねぎらって、ワンメーターをタクシーで原宿に行く…。 原宿餃子楼!私めのいきつけだ。餃子大好き。 しかし、18世紀貴族から一気に大衆食堂に格下げか〜。 発表会の打ち上げにもふさわしくないではないか?こうなったら!デザートは豪遊だ! 餃子の目の前の表参道ヒルズは、デルレイで炎のクレープ食べちゃおう! このクレープオレンジを串に刺して、高く掲げてナイフで器用にクルクルと剥き、コニャックをかけ、火を点ける。 ぼお〜っと炎が上がり、アルコールを飛ばすと言ったパフォーマンスを目の前で繰り広げてくれる! 硝子越しにワア〜と庶民が羨望のまなざしを注ぐ中〜、ホントは庶民だが、今日だけ貴族の我々が写メール夢中で撮りながらも、優越感でクレープ頂く…! プチセレブ堪能!こうして気付いたら六時だった〜。 貴重な一日あっという間だった(汗)でも、呆れながら一緒に遊んでくれた友人のおかげで楽しい半日だった〜。 映画の梯子?が聞いて呆れる計画倒れだが、非日常は充分楽しめた…。 走れメロスの友人に感謝である(泣) |
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