November/'07

’07/11月

2007年11月28日

急に朝晩寒くなって、本格的な冬到来の予感である。
私は、相変わらず、秋の各種コンクールを傍らに、マイペースで淡々と頑張っているのだが、今週は、銀座で友人のピアノの先生と空き時間に映画「僕のピアノコンチェルト」を見て来た。
天才少年の物語を実際のピアノの天才少年が、演じていると言う前評判を聞き、楽しみにしていたのだ。
物語は、天才に生まれついた子供の苦しみを、ユーモラスに描いているのだが、ピアノの厳しい世界に住む我々には、身につまされるような場面が、多くてドキッとさせられた。
例えば、楽しくピアノを弾いていただけなのに、天才と知った母親が仕事をやめて、子供に情熱をかけはじめる。
子供らしい遊びや、楽しみを次々と奪い、天才教育を施そうとする場面やらである。
一方、子供はとんだ迷惑で、親の期待が重く苦痛、いかにそこから逃れるかの駆け引きの展開が面白い。
話の筋書きと平行して、もう少しピアノ演奏が、リアルにちりばめられてたら満足なのだが、最後のコンチェルトのシーンが少しだけで、音楽を楽しみにしていた者にとっては、ピアノとの葛藤が、いまいち描かれてなかった事も含めて残念だった。
その点、中国映画の北京ヴァイオリンのほうが、細かいかもしれない。
まあ、二時間の上映時間では難しい事かもだ。
それにつけても、教育とは難しい。
自由、放任、子供の意志尊重し過ぎたら能力を伸ばせないし、過度の重は子供のやる気を失わせ、駄目にする。
親は、いつも子供の目線でいながらやる気を失わないよう、うまく操縦しなければいけないが、母親とて生身の未熟な身であるからなかなかうまくいかない。
仕事を持つ身であったり、自分がピアノ教師だったら時間的な余裕もなく、事は深刻な問題である。
そんな事を、あれこれ考え込みながら、クリスマスに彩られた銀座を横目に、足早にレッスン時間を、気にしながら地下鉄に乗った。


2007年11月14日

週は、先週のAI君の“寿”学生音コン一位のお陰で、会う人ごとにお祝いのお言葉やらメールを頂戴し、興奮覚めやらないまま、一週間を過ごしていた。
しかし、さりとて教育連盟も同時進行中だから、相変わらずの毎日を過ごしてはいる。
そして気が付くと、11月も半ばである。
いよいよ、師走も間近ではないか?
クリスマスくらい家の回りを小綺麗にしたいと、汚くなった植木鉢の植木を捨て、空になった鉢をえいやっ!と車に積んで、植木屋さんに駆け込んで、セレクトした植木を植えて貰う。
田舎の植木屋さんは、こういう手間賃を取らないから素晴らしい。
「奥さん、持って帰ったら、たっぷり水をあげてね。でもその後は、あまり甘やかさないようにね〜。根っこは、水を求めて根をはるからね。水やり過ぎると、根を張らないからね〜。」
“はぁ〜人間と一緒かぁ!甘やかしちゃ駄目なんだ〜。植木も人間も生き物だから、ポリシー持って育てないといけないんだ。”と納得である。
わが子は、手遅れなので、せめて、生徒と孫教育に生かす事にする?
さて、次なる関心事は食欲の秋である。
最近は、自炊に目覚めて、外食は必要以外はしていないが、最近都内のフードコートが目まぐるしい。
新丸ビルに続き、東京ミッドタウン、有楽町イトシア、新大丸 、東京駅グランスタ、一日2食、まして、食べないでも肥れる体質の身には刺激的である。
新大丸もイトシアもグランスタも静岡〜東京間、毎週往復なら、最寄り駅なのだが、毎週、新幹線コンコ−スを時間で走り抜けるだけのコロコロ族は、無縁の世界に近い(泣)。
まあその方が、身体にもお財布にも健康的だ〜。
しかし、東京都内の進化は目まぐるしい。
バブルの頃が、よみがえるから、もしかしたら景気回復の兆しかぁ?


2007年11月07日

二週間更新休んでしまった。
言い訳替わりに嬉しい報告です。
遂にやりました!うちのAI君、全日本学生コンクール東京大会高校生部門一位を取りました〜!
念願の一位です。
小さい時から一位に縁がなかった子なのに、こんな名誉な大舞台で、一位を頂くなんて、もうひたすら神様に感謝しかなかった。
前日まで、試行錯誤して、混乱して、人知れずいつもの悪い癖と戦い、こうなったら最後は神だのみだ〜と近くの神社まで連れて行き、二人で祈ったりしたのだが、ようやく神様が動いてくださったに違いない。
が、半分以上の世界だから、ほんとに色んな方々と回りの支えに救われ、導かれての快挙と思い、感謝して、その夜は一人ワインで泥酔してしまった(汗)
小学生の四年で出場のHちゃんも、小さい身体でベートーベン10番ソナタ全楽章を恥ずかしくないどころか、立派に弾き切り、見ていて目頭が熱くなった
小さいながら、努力と根性、短期間に精神的成長を遂げたな〜と、これまたうれしい収穫だった。
自分の生徒の自慢ばかりになってしまったが、ピティナに関わる人間として、もう一つ嬉しかったのは、ロンティボー国際コンクール、グランプリの田村響君だ。
彼が小学生の頃を見聞きして知っていたので、わが事のように嬉しかった。
授賞インタビューで、「努力は必ず報われます」という言葉に、彼が華やかな舞台の裏での滲むような努力を積み重ねてきたんだなと、思わずにはいられなかった。
ピアニストは、ほんとに孤独な努力の積み重ねだから、若干20歳でその言葉が出るというのも、分かり過ぎるくらいに分かるからだ〜、20歳の若者に、あらためて励まされた。
我々も日々頑張らなければと思った〜。
更新を休んでいる間の先週週末は、ピティナのステップ審査で秋色に染まった長に行って来た。
そこで楽しかったのは、ステップの合間のミニコンサートだった。
講師によるトーンチャイム演奏と、アマチュア高校生のヴァイオリンとエレクトーン演奏がとても楽しかった〜。
あらためて、音楽はピアノだけでなく、楽しく美しくて素晴らしいと思わずにいられない時が過ごせた。
まさに芸術の秋満喫の長野ステップだった(笑)





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