December/'06

’06/12月

2006年12月23日

今週末16日(土)17日(日)沖縄ステップ審査だった。
この所、ステップ審査は都心ばかりだったので、いきなり「沖縄に行ってください。」と連絡が来た時は、正直心底嬉しかった
とはいえ、年末の忙しい中、時間をやりくりするのが大変だった。
てな訳で、いつもの事で、沖縄に着いたのは夜、東京に戻るのは早朝といういつものパターン。
4、5年前沖縄にコンペの審査に来た時、喜んで水着を忍ばせていったが、なんてことはない、泳ぐ時間も、体力なければ、オーシャン・ビューホテルという名前のホテルにもかかわらず、海は見えないどころか、第一、ホテルにプールも無かった。
今回は、審査歴10年で、初めて自分で宿泊ホテルを予約して、心密かに、オフタイムを充実させてしまおうと、企んでいた。
多分、予定だと朝から晩まで、2日間で、びっしり200人余り、審査が入っているのだが、ゾートホテルで、夜にプールに入って、優雅に朝御飯くらい食べられるだろうと楽しみにしていたのである。(大人の女は、1人の時間を楽しむのである)なんちゃって。
という訳で、年末コンクールを控えている生徒には、申し訳ないが、先生はいそいそと(内心ワクワクと)飛行機に乗り込んだのであります。
しかし、この所忙しかったせいか、(いつもですが、クリスマスの飾り付けに奔走したせい?)胃が重いし、お腹も痛くなってきたではないか?
羽田では、朝から何も食べていないというのに、2時過ぎにやっとスープを飲める状態だった。
いったい、私のオフタイムリゾート計画はどうなっちゃうのであろう?一抹の不安が、よぎる。
「まあ、何とかなるだろう」とタカをくくって、出掛けたが、ホテルに着いたらもういけません。
それでも大好きな沖縄料理を頂くプロローグに、イタリアンをしっかり食べたから、美食家なんてウソ八百。ただの食い意地張っているだけである。
翌日は10時集合だった。
今回は、チーフではないから、遅刻は許されるか?と思ったが、そういう訳にいかない。
他の審査の先生と同じホテルを取らないわがままをさせて頂いているというのに、まさか遅れていくなんて、"とんでもはっぷん"だから、真面目な(ここを強調)私は、今回は誰よりも、早めに着かなければならないと、ホテルを早めに出たのが間違いの元だった。
ホテルのフロントが、私が行くべきホールの名前を間違え、たった20分で着く所を、一時間半もみてしまったから、さあ大変!!
私は、会場前に一時間以上も前に、ぽつんと置き去りである。
開演10時半.
9時前に、会場前にぽつんと降り立ち、ホールには入れず、土曜日の朝では、人通りも無い。
12月とはいえ、そんなに寒くは無いが、ただ立っているのもなんだし、お腹は痛くても、だまし、だまし、お腹いっぱい、朝ご飯を詰め込んだ身では、缶コーヒーも見たくない状態。いったい私はどうしよう? 
とその時、閃いたのである!!
飛行機の機内放映で、「沖縄は、皆さん大通りばかり歩いていますが、に入ってみてごらんなさい!知らない新しい発見が、其処彼処に・・・、沖縄らしい沖縄発見!」というキャッチフレーズが、頭の中にテロップされたのだ。
ようし!!裏通りを歩いてみよう!「あなたの知らない沖縄再発見だぞ!」と一歩踏み出したのが運のつきだったのである。
歩くと痩せるかも?沖縄発見!そしておいしい沖縄料理を一杯食べて、そして痩せちゃう。一石三鳥にウハウハしながら、スキップ、スキップ、ルンルンと歩き出す事20分。
商店街の町並みを外れると、家々のシーサーや、庭木のあでやかな花。潮焼けした白壁や、赤いトタン板。
2年前にi行った韓国と似ているなあ?どんな人が住んでいるんだろう?まあ、大きな家、小さい家。住んでいる人の事に思いをめぐらせながら、歩いたが、家の様な大きな門構えに、ふと足を止める。
しかし、家ではない。遺跡かと思いきや、同じ造りの石の門がいくつもある。
「お墓だ!」花立も無いし、墓石も無いから、家だと勘違いした。
立派なお墓である。
本土の一般的なお墓と違い、暗さも無くてすっきりしている。
これなら、自分もいつか入ってもいいかなぁなどと、お墓を見て歩き続け、ふと気づくと、
"あらら、もう戻らなくちゃ"
右へ右へときたから、今度、は左へ左へと行けばいい訳だよね、と単純に考えたのが、サルの浅知恵だった。
そうだ!忘れていたのである。
私は自他共に認める、お墨付きの方向音痴だったのである。
自分が、当てにならない事を気付いたが既に遅い。
最初はあと30分もあると思っていた帰り道が、歩いても、歩いても、見た場所に来ないではないか?歩速が、どんどんと早まり、汗が吹き出る。これは、脂肪燃焼の汗では無く、冷や汗である。(これではやせられない)
最後は、チーフの顔がちらつき、言い訳している自分を想像しながら、駆け足である。
でも着かないのだ。
すると、そこへ、90歳位のおばあさんが、道を箒で掃いていた。「おばあさん、めんそーれ、私はあしびなーに行きたいんですけど、そこはどこですか?」
「それは、ずうっと、ずうっとあっちだよ」と指さすではないか?うそだ、そんなに遠い訳はない。
90歳のおばあさんは、当てにならないと、又、別の人に聞きながら、走り回る。
行く手に、見覚えのあるホールのあるビルが見えてきた時は、半ベソだった
90歳位のおばあさんの指さしてくれた地点は、何と間違いなかった。
沖縄のおばあさん、黒酢を飲んでいるに違いない。恐るべし!
後で、「コザ小学校まで歩いて行った!」と言ったら、地元のタクシーの運転手も、びっくりして、「お客さん、それはずいぶん歩いたねぇ!」と驚いていた。
結局、私が到着した時は、審査の先生方は、200枚の自筆サインを既に、終えていたではないか?
一時間半前に着きながら、情けないやら、悲しいやら!!
おまけに、後で知ったのだが、"めんそーれ"とは、"いらっしゃいませ"という意味らしい。私は"ごめん下さい"と勘違いしていた。バカである。これぞ、ほんとの"ごめんそーれ"である。
さて審査だが、沖縄の子供達は本当に元気がよい。皆、実に元気でリズム感も良い。
笑えたのは、スキップして登場した男の子だ!
さすが、多くの芸能人を育てた沖縄なのである。
ところで、気になる審査のオフタイムリゾート作戦?いったい何だったんだろう?
前の晩は、遅れちゃいけない、早く寝ようと床に入り、当日も翌日も疲れてバタンキュー。
楽しみな朝食は、胃腸の疲れで、ろくに食べられず、おかゆとコーヒーがせいぜい。
最終日は、早朝にホテルを出て飛行場に・・・。
なんだか沖縄の思い出話といえば、迷子事件という情けなさ。
唯一の収穫は、名古屋で以前ご一緒させて頂いて、すっかりファンになったK先生のトークコンサートにまた巡り合えた事だった。
今回も、また先生の軽妙なトークと演奏が、審査のおまけに楽しめた。
テンポの良い、飽きさせないお話と裏腹に、気配り上手で、お優しい性格でもある先生と、また、審査仲間の先生方と、ご一緒で楽しく審査会を過ごせた!
さあ、沖縄から帰ったら、山のような仕事が待ち構えている上に、師走の年末である。
頑張らなくては!



12月に入ってしまった。
年々、夏のピティナが終わると、あっという間に1年が終わってしまう。
クリスマスツリーを、また出す季節だ。
今年は、新居のホールにツリーを用意しなくてはいけないので大変だ。
子供達が集う所に、ツリーがなくては寂しいから、これは自分の仕事の一部位の気持ちである。
今年は、庭の立ち木にイルミネーションをしてみた。
アメリカや日本の郊外の住宅でも、イルミネーションをしているお宅があるが、偉いと思う。
あれほど大変なことはない。
彼らは楽しんでいるのだろうが、それでも毎年ご苦労さまである。
それに、ツリーも年々流行があるようで、今年はシルバーブルーが流行色のように見えるんだが、どうなんだろう?
我が家もコンランショップで、2メートルのシルバーのツリーをホールに飾った。
自宅のツリー(2メートル)もあるし、これが毎年飾るのが大変だ。
今年は、友人が飾り付けを手伝ってくれたので、助かった。
クリスマスツリーを飾るには、まずその周辺を片付け、掃除からである。
"物は増やさない"と決めたのに、捨てられない性格だから、少しずつ、じわじわと増えてはくる。
思い切って、居間を占領している棚を、リサイクル屋さんに頼んで引き取りに来て貰う。
「ものが、捨てられないのよねー」とおじさんにつぶやくと、リサイクルのおじさんが「奥さん!それはいいことだよ。奥さん、偉いよ。物を大切にする人は、お金も貯まるんだよ。但しね、その物をどこにしまったか、ちゃんと覚えておくこった!」とのたまった。
そうか、私は偉いんだわ。
"物を捨てる事は、美徳だ!"と思っていたが、専門家のおじさんの一言に勇気づけられ、"迷ったら、捨てる"でなく、まず、しまっておくことにした。
捨てるか、残すか、どっちがいいか、分からないが、自分の一番いい精神状態で暮らすのが一番良いだろう。
未練、執着の多い身には、無理は禁物なのである。
リサイクルといえば、ゴミを分別するのが大好きである。
これは、何ゴミかをいつも考えてばかりいたら、この間から、ブルグミューラーのアラベスクの冒頭のメロディーが、「プラゴミは、金曜日!」「紙ゴミは、水曜日!」と聞こえてきた。
この分だと、年末の大掃除も、きっとあっという間にやってくるに違いない。


2006年12月03日

23日は、勤労感謝の日、ピティナステップ審査で栃木(小山)だった。
せっかくの休日だというのに、またもや出張なのだが、別段苦ではないから、我ながら良い性格をしている。
審査も、疲れすぎていなければ嫌いではないし、出張も環境が変わり、旅行気分も手伝って、気分転換には最適なのである。
とはいえ、自分のレッスンも、出来るだけ休みたくないとなると、またも東海道新幹線から東北新幹線へと飛びのり、栃木小山のホテルに着いたら、午後11時を回っていた。
ホテルに着くと、儀式のようにを置き(一昨年のいつぞやのお化け事件以来、塩を持ち歩かずにはいられなくなった。)あわてて床につく。
翌日は、チーフなので先生方を同行して、会場に9時に着かねばならないのだが、小山駅か両毛線は、なんと1時間に1本。これに乗り遅れたらもうおしまいである。
チーフのクセに遅刻なんて事は、とんでもない。
こうなったら、早く寝るのも仕事のうちである。
手で電車の扉を開け、小山駅から数駅先の会場のある岩舟駅に着くと、そこはなんだか日本映画に出てきそうな、懐かしいような、寂しい田舎の駅である。
こんな所にいったいホールがあるのだろうか?
しかし、タクシーで約10分。田舎の町に、突如としてモダンな建物出現である。
文化が、こういう形で地方に浸透している事は、幸せである。
9時半から、6時過ぎまで、90名弱、楽な審査だった。(いつも審査で100名余はざらだから、鍛えられている。)
2人の先生方とも意気投合し、楽しく一日仕事ができた。
小山に戻ったら、まだ6時半。無理して帰れば、静岡に戻る事も出来たのに、予約済のホテルに、荷物を置いてあるから、帰る訳にもいかない。
仕事が7時前に終わってしまい、一体何をして時間を潰せば良いか途方にくれる。
狭いビジネスホテルに戻るのも寂しくつまらないので,まずは宇都宮餃子を食べねば!と餃子を求めて、ラーメン屋の暖簾をくぐる。(お弁当を頂いているのにだ!!)
餃子1人前を、お水で飲んで、食べた。
それから、駅ビルを見上げると、何と駅ビルに映画館が、いくつも入っているではないか?
「よし映画を見よう!」と言う訳で、映画館に直行し、8時45分の回(オールナイト)のロードショー「プラダを着た悪魔」を見る事にした。
昔からメリル・ストリープの大ファンなので、迷わずこの映画に決める。
メリル・ストリープなら、くだらない映画には出てないと思えたからだ、否、絶対出ないと思えたからだ。
駅ビルを当ても無く、時間を潰したのだが、休日というのに閑散としている。
上の階には、ホームレスさえいる。寂しい。
ホームレスを横目に1時間も暇潰し、やっとチケットをもぎりのおじさんに手渡すと「プラを着た悪魔ですね?」と言ってドアの位置を指さして、教えてくれた。
がしかし、その発音が気に入らない。ラダではないのか?プでは、まるでラクの発音ではないか?
プラダが何か分かってないのかもしれない。(いやあ、それが普通かもしれないが。)
中に入ると、23日の休日だというのに、館内はたった4人かいない。
ど真ん中の特等席に陣取り、戴いたお弁当のサンドイッチを食べながら、映画鑑賞である。
あーー、幸せなひと時ではないか?
それに、メリル・ストリープにつられ、暇潰しに見た映画だったのだが。いやー感動だった。
若いキャリアを目指す子には必見である。
仕事と恋の両立は?キャリアとはいったいなんぞや?を問うている作品だった。
どんな仕事を与えられても、常に、とことん頑張る事、徹底的に、とにかくやってみる事だと教えていた。
就活、「青い鳥症候群」には、ぜひ見て欲しい映画である。
人生、甘い事は何もない。ひたすら自分との戦いである。失うものもいっぱいあるが、前に進むしかないのだ。全精力を傾け、人生を生きている姿が、ニューヨークのファッション業界の虚飾に満ちた華やかさの裏で、メッセージとして隠されていた。
音楽の世界も一緒である。こうしてとことんやっている身としては、メリル・ストリープの泣きはらした目と、素顔が瞼に焼きついて離れない。
なんだか、久しぶりに共感し、胸を打たれ、そして最後にすがすがしさの残る、実にいい映画だった。
それに、おしゃれ大好き人間には、とても刺激的な映画で、楽しく暇潰しが出来た!
暇潰しと言えば、週の初め原宿「のだめカフェ」に行った!
「のだめとぐろ巻き黒シチュー」を食べた。
あまり、巷では料理の評判が良くないらしいが、私の口には残念ながら合ってしまった。
本当にグルメか?と疑われたらどうしよう?
グルメと言えば、「先生、ダイエット成功おめでとうございます。ホムペ読みました。」と言われるのだが、あのー、実はダイエットはやめ、今は、リバウンド猛進中である。
理由は人間ドックである。
生きててなんぼの人生である。
コレステロールも体脂肪も問題無いなら、取り敢えず、残りの人生、後何食、食べられるか?気になって堪らないではないか?
1食、1食、せいぜい、好きなものを食べようではないか?と人生観を変えたところである。
ダイエットは結局中止で、ひたすら元の体重に戻っていく最中なのである。(汗)





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