すっかり更新をさぼってしまった。
この間いろいろあった。
コンクール本番の夏の最中、アメリカは、コロラドに住む甥っ子の結婚式に姉と出掛けた。
七月ど真ん中にである。
夏休みは、20年間無いに等しい日々を過ごして来たが、これではマズイと、思い立ちプライベートを初めて優先したのである。
しかもお盆休みまで頂き、家族で主人の居るタイに20年ぶりに出掛け、皆でプーケット島でバカンスして来たのである。
コンクールは出掛ける日も帰った日も頑張ってレッスンをした。
成績は例年と、変わらずだったから、生徒も自覚して頑張ってくれてい
て、感謝しないとである。
長年の経験でか?気の小さい負けず嫌いの性格も年を重ねれば、一喜一憂はおろか?どんな結果も受け止められる器になった。
その点だけは、大ベテランの境地である。がしかし、親御さんは、それぞれ初めてのお子さん初めての経験なのだから、我々と一緒というわけにはいかないから油断したら大変だ。
毎年の事だが、結果の受け止め方を一人一人真剣に対応してあげないといけない、子育てと、親業、先生も時代と共に変化しながらも、日々勉強である。
しかし、そうして育った大学生達は、今、夏は、南仏だ、スイスだ、北欧だと、短期留学、夏季講習と、元気に世界を飛び回る。
羨ましい限りだが、当の本人達は、必死だ。
私も20年夏休みがなかったが、これからは、積極的に休みも取り入れ、音楽に生かしていこうと思う。
休むと、発想もだが、やる気が湧く!
古今東西、旅は、芸術家にインスピレーションを与えてきた。
私もいよいよターニングポイントに差し掛かった気がする。