シャガール美術館。
今まであまり知られていないシャガールの絵、ユダヤ人が故のホロコーストを主題の陰に描かれた象徴的な宗教画の数々、100号以上の物が殆どで、巨大なキャンバスに、ユダヤ人としての民族への誇り、苦悩が、滲みでていて、今までのような?幸せな優しい色調、のイメージとは全く違って、ピカソのゲルニカ、南仏版だった。
かなりの衝撃だった。日本語の解説を聞きながら見たのだが、音楽もだが、何処にも意味の無い無駄な個所がない。
後で、見たゴッホもだが、芸術家、世紀に残る絵画を遺した人の共通である、自分の主張、人生のテーマが、しっかりと描かれているから、感動するのだと、改めて感じた。
写真は、壁に描かれたシャガールである。
シャガール美術館に行かれたら、是非絵の裏に隠されたテーマを解説聞きながら見る事をお勧めである。
感動は、二倍三倍、民族愛に涙である。
シャガール美術館に感動し、ニースに来てよかったと思った。
帰りは元来た道をバスで戻ったら、マダム2人組と出会った最初のバス停に来た。
なので、自分が何処にいるか?把握出来たのだった。
ホテルのレセプションは反対を教えたというわけで、これは人災にカウントしよう。
さて、ニースは一日しかない、ニースらしい、オリーブ油を買いたい。
シャガールの後はマティス美術館も気になるが、詰め込みは身体によくない・
感動は少なめがいい、というわけで、ニースの町散策である。