November/'12

’12/11月

2012年11月18日

ニースを堪能して、翌朝はタクシーもバスも使わず、自分の足で駅まで歩いた。
ガラガラ押しながらニース駅に行くと、お貰いさんが駅にウロウロいた。
やはり観光地だ。しかし昼間なので怖くない。
無事にTGVに乗りアヴィニィヨンに向かった。さあ、待望のプロバンスである。
プロバンスはいきたい場所満載だが、それぞれ点々としているから、本拠地を決め、そこから各地に行くのがよいのだが、それにはアヴィニョンが最適なのだ。
ここに三泊して憧れのプロバンスにアンテナ張るのだ!
TGVでは、ニースからマルセイユに向かうフランス人の彫刻家と友達になったり、1人旅にも慣れて元気いっぱい次なる地に向かった。
しかしアヴィニョン駅で、さっそく、表玄関と裏玄関で迷い、やっとタクシーに乗ったから相変わらず方向だけは音痴であるが、とりあえず無事にアヴィニョンのホテルに着いた。
アヴィニョンはその昔法王庁が置かれた地で、街全体が、城壁に囲まれ、かのアヴィニョンの橋もその城壁から伸びているのだ。
ホテルに荷物を置き、街を散策、城壁の前から、まるで表参道のように街路樹が真っ直ぐ道の両端に伸びている。
その先に法王庁や、音楽祭が行われる劇場がある。ニースと違い安心感のある街である。
観光トラムに乗り街を廻った
今思い出すと不思議なのだが、ニースまでは1人旅だったのに、アヴィニョンからは誰か仲間が居たような気さえする。
その訳は、後でわかったが、その夜は、またまた地球の歩き方、お勧めのレストランに1番乗り。
食前酒にパスティスを注文。メロンに生ハム、ブッフブルギニョン、デザートにソルベ、注文したらパッフェ!!パーフェクトと褒められた。
だんだんフランス慣れしてきていた。もうレストラン1人で行くの、なんのその状態である。
ホテルが目の前だし、酔っても安全なのが、更にうれしい。
なんたって城壁の中の街なのだから。
さて翌日は、日本人対象にショート・トリップ?
南仏ゴルド、セナンク、シャトーのワイナリーで試飲。そして南仏の田舎家で食事というツアーに申し込みをしてみた。
それもあまりに自分の方向音痴に飽きれたので、駄目元で前日に電話したのだが、何と一席余っていたのだ。
今考えると無謀な計画?
しかし悪運強く、この旅行、実に良かったのである。












2012年11月13日

夕飯を堪能し、早めに寝たせいか?朝早く目が覚めた。
朝ご飯は外でニースの名物パンデパニャに決めていた。これを食べずしてニースを離れたくない。
どうも私は観光より食い気が目的なんだと、つくづく納得である。
さてパンデバニャ、とは所謂ニース風サラダをバゲットに挟んだ物
ニース風とは、サラダ菜、トマト、黒オリーブ、ツナ、ゆで卵などを、オリーブ油とレモン塩で、和えたサラダで、サラダニソワーズと言うあれである。
ニースで、パンデバニャの美味しいパン屋を目指し、朝のお散歩。
ニースもパリと一緒で、8時でもやっと夜が白々と明けたとこ、その静かな人通りの無い港街をパンデバニャ求めて、カフェに座る。
「マダム何にします?」と聞かれ、「パンデバニャ、シルブプレ!」と言ったらビックリ仰天される
「ちょっと待って」と言われ、奥に引っ込みしばらくして、「五分くらい待ってくれるか?」と聞かれた、「勿論!」と答えたら、しばらくして来たのが、この写真である。
その巨大さに、びっくり、朝は、クロワッサンにカフェの習慣のフランス人、朝からパンデバニャを食べる日本人に飽きられたにちがいない。
頼んでおきながら、とても無理、と写真におさめ、一口二口たべて、お持ち帰る積もりが、気付いたら完食していた。
美味しい物のためなら、何処までも、我ながら筋金入りの食いしん坊、芸術家?
とくに音楽家はまずい物を食べてはいけない。
誰か有名人が言っていたが、こういう時は味方を得た感じである。
30センチのバゲットを平らげ満腹で、もう一度ニースの海岸線を目に焼きつけホテルに戻ったのだった。


2012年11月4日

ニースはコートダジュールの中心地?
日本なら江ノ島?比較したら申し訳ないほど、美しい海岸線である。
真夏を過ぎると日差しがないと肌寒いくらいである。
なのに、みな殆ど真夏の格好で、海に繰り出している。
町はトラムが行き交い雑踏は、さしずめパリ南仏編である。
そんな中をニースに、夏講習に行った学生が、重たい思いをして買ってきてくれたオリーブ油を今度は私がお土産に買いに行く。
とてもこの先まだ移動の身だから重いのは無理だから、軽めのスプレーをチョイス
フランスのオリーブは、品質が良く、しかも少ないらしく、希少価値だそうで、日本で買ったら高価と聞いた。
サラダに、このサラサラしたオリーブ油をかけ、海の塩と、レモンをたっぷりかけ戴くと、絶品というより、もう凝ったドレッシングはいらない。
レモン塩オリーブ、これにすっかりはまっている。
昔からオリーブは好きだし、庭に何も知らず南国特有の花のなる木を植え、オリーブを植えミモザを植えていた。
やっぱり前世の記憶って、あるのだろうか?いや小さい時から外国の写真集とか見ていたからか?いつもヨーロッパの人々や暮らしに馴染む気がしてならない。
日本の侘び寂びも嫌いではないが、東南アジア系では無いのは確かなのに、夫は、タイに20年、もうすっかりタイ人化しているではないか?
こうして思い出しながら書きながら、今度いつ行こうか?考えている、^^;
さて、オリーブ油を買い、ニースの町を見て、心は夕飯。
今夜は、地球の歩き方、お勧めのビストロと決めていた。
6時からと書いてあるから行くと「まだ早い」と冷たくあしらわれる。
そんなのにめげる女一人旅ではない、「ならカフェ頂戴、待っているから、ならいいでしょ?文句ある?」と粘った。
早く食べてホテルにもどり、早めに寝るのだから一番乗り、30分以上待たされようやくメニューがきた!
私はサーモンタルタル、とスープドポワソンと決めていた。
ニースならブイヤベース?しかし、それよりスープドポワソンが、美味しい、と本にあった。
それに、ブイヤベースは一人では無理である。
しかし、それが大当たり、あまりに、感動して、ギャルソン捕まえて、「感動した!」と伝えた。
サーモンの新鮮さ、レモンは一個載せてある。スープに入れて食べるガーリックトーストと、マスタード入りのマヨネーズと、チーズまで、豪快!
エズの高級フレンチより、庶民のビストロ最高で、涙出そうだった。
ニースに来て良かったぁ。
ビストロ堪能してスキップしながら、ホテルに戻った。
いよいよ運気上昇!?食い気?買い気?モチベーション最高潮である。



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