January/'13

’13/1月

2013年1月26日
あけましておめでとうございます。
新年になり、既に一月も後半!一体南仏日記を放置して、何をしていたのだろうか?
実は12月に自宅の階段、たった一段を踏み外し、骨折?
三週間ギブスの不自由な身に?それでもめげず、クリスマスコンサートを我が家で60名集め開催、その上年末はステップ審査、年明け3日からは、ショパン審査、群馬のコンクール審査と続いた。
イベントが、やっと終わった所で足もすっかりよくなった
最近はフェイスブックに夢中で、暇さえあれば覗いたり投稿したりである。
同業者の先輩、仲間、若い先生方の頑張りや、日常が覗け、パワーを貰っている。
21日は、誕生日だったが、普段会えない海外の親戚からも誕生日祝いメールが届き、フェイスブックは嬉しいし、有難い!
ピアノの先生は意外に孤独な世界だから、フェイスブックで、皆に励まし、励まされで元気に毎日を頑張っている。
私事では、何年も離ればなれで海外赴任中の、夫が帰任した。
今まで一人でお気楽だったが、それより何より、一人で頑張らなくていい?なんとも言えない安心感がある。
熟年になってしまったが、久しぶりに独身返上気分である。
さて、南仏日記の締めをしなくてはならない。
アビニヨン起点に最後はゴッホ終焉の地アルルに出掛けた。
またしても運よく、日本人ツアー残席一にもぐりこんだのだ。
アルルは、ゴッホ終焉の精神病院と、名画「夜のカフェ」の題材になったカフェ、そして、あの跳ね橋である。
子供の頃から憧れたゴッホである。
ワクワクしてゴッホがイーゼルを立てたその場に立ち、思った事は、意外にも、余りにも景色は何処にでもありそうな南仏の景色だったことだった。
しかし天才の手にかかると、糸杉も、跳ね橋も、画家の魂を得て、生気や、力を得て宇宙のパワーを集めているのだ。
「これが、億の絵画の所以か?」と画家の見た景色を見て改めて感動せずにはいられなかった。
娘の頃、絵が好きで、画家の叔父に油絵を習っていたが、叔父が、下手くそな私の絵を励ますつもりだったのだろうが、「題材そのまま書き写しなら、写真でいい、絵はそのまま真似して描かなくていいんだよ。」と口癖にしていた。
改めてゴッホが、いかに南仏の太陽と陽射し、生きているというエネルギーを絵の中にこめ?アルルを愛したか?
ゴッホ終焉の精神病院の一室に、しばらく立ちすくんでお礼を言うと共に、色々あったけど、一人旅の最後にゴッホで有名なアルルに来られて良かったと、心から思った。






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