December/'12

’12/12月

2012年12月2日

既に12月末初。いい加減旅行記も終わらねばと、思いつつ南仏を思いだしながら書いているが...。
アヴィニョンで、日本人のショートトリップに運良く残席一で潜り込み、久しぶりに日本人の顔を見た。
驚いたことに、旅行慣れし、海外旅行が共通の趣味の、元会社同僚
年は70歳前後の2夫婦であった、「今時の若い方は一人で勇気ありますな〜独身?」と聞かれ、「こっちこそ、オシドリ夫婦、お元気で個人旅行なさるなんて、素晴らしい!」と感心しあい、旅は道ずれ?熟年夫妻に紛れ一台のワゴンで南仏を回った。
まず訪ねたのは、あの14世紀の詩人、リストが、その詩を題材にした、詩人ペトラルカの、住んでいたと言う泉?に行く。
しかし、一日とはいえツアーである。ガイド兼運転手に、現地に着くなり集合時間を告げられる。
時間の拘束なしの呑気な旅がしたかったから、やはり残念。
まず、トイレを教えて貰ったのに、また方向音痴で時間潰し、肝心の泉の源泉まで辿りきれず、70歳チームにしっかり負ける。
しかしお土産物屋さんで、ペトラルカと、その恋人の絵ハガキを見つけ、生徒にしこたま買い込む。
日本には、無いハガキだから嬉しかった。
ペトラルカは、美しい人妻に恋し数々の詩を残した。
その詩にリストが、曲を書いたのが、かの巡礼の年のソネットなのだが、そのあまりに情熱的、官能的な詩の源に辿り着き、感慨無量というわけである。
泉は、そこそこで、次はゴルドの鷲ノ巣村
プロバンスらしい、岩肌に壁に張り付くように村々が点在している。
そこも、写真タイムで、パチリ、次はセナンクの修道院
こちらも歴史ある修道院。当時荒廃し、堕落した教会に反するように、山奥に規律厳しく建てられた修道院。
今では、教会運営のため、自家製の蜂蜜など作っていると、言うのでお土産に蜂蜜飴を買う。
そして、お昼ご飯は、農家でご飯を食べる。
全て自家製で、何もかもまかなうプロバンスの田舎家で、プロバンス料理を頂くのだ。
もちろん自家製ワインをお供に、熟年ご夫妻がたと、テーブルを囲んで2時間のんびり。
流石に田舎料理なのだが、外で、日差しを浴びながらワイン片手にのんびりと過ごした
午後は、シャトードパフの、ワイナリーでワインの試飲!ワインは大好きだが、重たいのは勘弁。
ワイナリーと、広大なブドウ畑を眺め、プロバンスらしい風景を味わい、充実したツアーを終了した





















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