Oct/'15
’15/10月
2015年10月29日
カプリ島に船酔いした若い助手を励ましながら、ホテルから貰った領収書を見ていたら、なんと?
もしかしたらこれ?船のチケットのバウチャー?らしきものが...。
これをチケット売り場で見せればチケット交換出来たのだ!ひえっ!やっちまった!
2人で、6,000円損する。しかしホテルの親父は、このバウチャーを渡しながら、「チケットは無いから、船着場で買え」と言った!イタリア人、ナポリの親父は、さすがにあてにならないぞ。
もう「人を見たら泥棒と思え」と、無事に着くたび感激してチップはずむ気持ちが分かった。
さてカプリ島は、ナポリとは違い観光地。皆、旅行者である。
ちょっとセレブで安心な空気に、若い助手が、損したチケットを払い戻しに走り回ったが撃沈して戻ってくる。
嫌な事は、修行じゃあ!と腰痛を理由に若者にやらせてしまう。
しかし、ホテルに行くまでのバスがわからない、もう面倒だから、タクシーだあ。とちょっとぼったくりが心配なので、値段を確認してホテルまで送ってもらう。
カプリ島は、アナカプリという地区と、カプリ地区に分かれている。
私達の泊まるホテルは、山上のアナカプリ地区。あのドビュッシーのアナカプリの丘である。
その響きに散々学生の頃練習したアナカプリの丘で、ドビュッシーがかつて見た同じ景色を今自分達も見ているか?と思うと感動である!
赤いオープンカーが、道幅狭い路地をどんどん山奥にのぼっていく。
眼科に広がる青い海。地中海である。感動!!しかもなんだかほっとする。
山道を猛スピードで走ること10分、「此処からは自分で行って!」と置いてかれ、2人でスーツケース押しながら狭い山道というより、白い塀の間を歩いていく。
木々や、花々の間から海を見ながら、楽しい気分になる!
カプリ島の一番端っこのホテル、とても雰囲気のある可愛いホテルである。
窓を開けると青い海が遠くに見える!花は、キョウチクトウばかり、咲き乱れている。
ベッドも2つ、部屋は清潔で綺麗である。早速旅の汗とナポリの埃を払うべくシャワーを浴びて、カプリ島散策に出かけるのだが。
カプリ島と言えば青の洞窟ではないか?
しかし、フロントに「青の洞窟」と、言っただけで、フロントのお姉さん顔色曇る。
「波が高いから、今日は、無理だ」というのだ。えーっ!晴天なのに〜もう一生来れないかもしれないのに〜残念すぎる。運悪〜!今までの人生、あまりに運良く来ていたので、ショック!
しかしこんなことで、へこたれる我々ではない、(^^)


2015年10月28日
秋になりコンクールも審査もないのに、何故更新が途絶えたか?
性分で治せない何かに夢中のせいである。
さて、草むしりに夢中になっていたら、ある日突然ぎっくり腰再発!大体季節の変わり目?忙しさが一段落すると、途端再発である。
予防にコルセットをしたり、近くの山奥のお年寄りの憩いの場の温泉にせっせと通った。
というのも、一年に一度は、海外旅行をしたいので、今年は、イタリアは、アマルフィと、カプリ島に行きたかったのだ。
南イタリア、イタリア料理と、レモンが大好きなので、どうしても行きたい!
しかしいつもの事ながら、ギリギリ計画だから、今回の旅行は、アクシデントが連発。
ホテルがいっぱいで変更。帰りの飛行機が、無く二回乗り換え。その上料金も少し上がる?その度に負けてなるものか、と乗り越えていく。
諦めたら今年は何処へも行けないからである
9月末から、10月初めにかけ、怖いナポリ経由なので、一応ツアーに若い助手と出掛けていったのだが、成田に着いて、ツアーとは計画表だけで、2人のサバイバル旅行だと知るのだった。
歳もとり、腰も怖いので、アップグレードしたかったが、このチケットは、アップグレード出来ないと言われ、またもや、運の悪さを感じながら、飛行機に乗り込んだが、ラッキーにも後ろの席が空いていて、横幅いっぱい使え、身体が痛くならずローマに着いた。
さあ、ローマから、トランジットで、ナポリ。
ナポリは、夜中に着いて、こんなやばやばの街に夜中に着くなんて、嫌だったが、迎えのタクシーが、来ていてほっとしながら、ナポリのホテルに。
そのホテルは、ツアーに入っていたホテルだが、湿気たボロいホテル。まあ寝るだけだから、とさっさと恐ろしげなシャワーは無視して寝たが、明け方近くまで、通りから罵声が、聞こえる。
世界で一番怖い街と言われるナポリの街、流石である。
朝食は、えっ?と笑えるレベルの、スズメの食い散らしたパン屑のようなブッフェと、コーヒーのみ。
ここまでのレベルlだと笑える。人生、なんでも経験である。
さて、チェックアウトの際にカプリ島の船のチケットをくれると言われていたので、「チケット下さい」と言ったら、「持ってない、船付き場で、買え!」と言われ迎えに来たタクシーに乗り込む
雑踏を2人乗りバイクが、行き交う。ちょっと止まると、ティッシュ配りのお兄ちゃんが、ティッシュを車の窓ガラスに無造作に置く。無視すると、走り出す直前に引き上げる。その絶妙なタイミングと、ティッシュ配りが、いるのも眼中に入れない運転手達。
なんなんだ!このさり気ない自然さは?
込み込みの怖ろしげな街を抜け船着場に着く。
チケット売り場でチケットを買い、カプリ島に向かった!言語?サバイバル語である!(^^)


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